CATの環境に登録できるデータ容量は、クラウド版・ダウンロード版ともの次の通りとなります。
- クラウド版:25GB(標準)
25GBを超えた場合、添付ファイルの登録ができなくなります。
オプションで追加25GBをご契約いただくことで、上限を拡張できます。 - ダウンロード版:サーバーの容量に依存
クラウド版で容量が足りているかどうか確認する場合、DL版の容量を見積もる場合、大きな要素としてテスト仕様書のエビデンスや障害情報のエビデンスなどの添付ファイルの見積もりが必要となります。
運用している際に登録されている添付ファイルの容量見積もりは次の様に行ってください。
容量の見積もり方
CATの添付ファイルは、デフォルトで次の挙動となっています。
- 1ファイルあたり10MBまで
(100MBまで拡張可能) - 課題管理画面では1つの添付領域に100個まで登録可能
- 課題管理画面以外(テスト実行など)では1つの添付領域に10個まで登録可能
容量の見積もりに必要な次の情報から見積もりしてください。
- 1ファイルあたりの平均ファイル容量
- 1ケースに添付する平均ファイル数
- 1プロジェクトあたりでの平均ケース数
- 1年などで発生するプロジェクト数
例えばすべてのテストケースにエビデンスを登録するなどの運用を行っている場合、次のような試算となります。
- 1ファイルあたり2MBを想定(スクリーンショットなど)
- 1ケースあたり1ファイルずつ添付
- 1回のプロジェクトでの平均ケース数300ケース
- 1年のプロジェクト数10プロジェクト
2MB×1個×300ケース×10プロジェクト=1年あたり6GBの増加
4年運用した場合、6GB×4年で24GB
クラウド版の使用容量の見積もりは上記のとおりです。
DL版の容量に見積もりについては、これ以外にOS・ミドルウェア・バックアップの容量と頻度を考慮する必要があります。