課題管理機能で項目の入力漏れや誤ったステータスの変更を抑制したい場合、ワークフローを利用できます。
CATのワークフローは、ステータスを変更する際に以下の制限を設けることができます。
1.ステータスを変更できるチームメンバー
例:ステータスを「終了」にできるのは「プロジェクト管理者」のみに制限
2.次に遷移できるステータス
例:ステータスが「新規」の場合、遷移ができるのは「着手中」のみに制限
3.ステータス毎の必須入力項目
例:ステータスを「終了」にする際は「クローズ理由」の入力を必須項目にする
次に、ワークフローの登録とプロジェクトでの利用方法の手順を記述します。
STEP 1 ワークフローの登録
まずワークフロー次の手順で作成します。
1.画面右上の歯車のアイコンをクリックし、課題管理を選択します。
2.課題管理画面で、ワークフロー管理を選択します。
3.「新規登録」ボタンをクリックします。
4.ワークフロー名を入力し、利用ステータスをクリックします。
5.利用するステータスを選択し「OK」をクリックします。
6.ワークフロー設定画面で各ステータスに対して、次を設定します。
a. 遷移先
次に遷移できるステータスの設定です。利用するには、遷移先の「制限」をONにして、遷移先のステータスを選択します。
b. 許可するロール*1
そのステータスに変更できるロールの設定です。利用するには、許可するロールの「制限」をONにして、変更できるロールを選択するします。
*1 ロールは、プロジェクト内での役割(例:プロジェクト管理者・開発者等)の事を指します。この機能を利用するには、併せてロールの設定及びサービスへの反映を行ってください。詳しくは、STEP3をご確認ください。
c. 必須フィールド数
そのステータスに変更する際に、入力を必須とするフィールドの設定です。利用するには、必須フィールド数の数字をクリックして、ステータス変更時に必須するフィールドを選択します。
7.各設定を完了後「保存」ボタンをクリックします。
STEP 2 プロジェクトへの設定方法
1.設定したいプロジェクトのプロジェクト情報画面で「プロジェクト設定」をクリックします。
2.課題の設定を選択します。
3.種別と表示フィールドの設定を選択します。
4.適用する種別に対して、設定したいワークフローを選択し「保存」ボタンをクリックします。
STEP 3 ロールの設定方法
1.ロールを設定するサービスのトップページを表示し「サービス設定」ボタンをクリックします。
2.サービスの基本設定を選択します。
3.チーム設定でロールを設定するユーザーのチェックをONにして、
「その他」ボタン>「ワークフロー設定」を選択します。
4.サービス内でこのユーザーに設定するロールを選択し、登録ボタンを押します。
5.各ユーザーにロールを設定した後、ページ下部にある「登録する」ボタンをクリックします。