テスト消化数の予実を管理したい場合、テスト仕様書毎に消化予定ケース数を登録し、テスト仕様書毎に予実を管理できます。
テスト仕様書に対して担当者・優先度・必要時間(1ケースあたりの消化予定時間)・開始日/終了日を設定することで、1日のワークタイムの中で、消化可能なテストケース数を予定数として自動で算出し登録します。
この記事では仕様書毎にテスト消化数の予定を登録する方法を説明します。
<テスト予定数を登録する手順>
①CATのナビゲーションから進捗管理>詳細進捗を選択し、詳細進捗画面を開きます。
②詳細進捗画面のテスト仕様書タブを開きます。
左ペインはテスト仕様書の一覧が表示されているので、予定入力を行いたいテスト仕様書を
1 つ以上選択し、テスト予定入力ボタン>テスト予定入力を選択します。
③ 担当者、優先度、必要時間、開始日を入力した後、テスト仕様書のチェックをオンにして
「自動入力」をクリックします。
- 各項目について
担当者 テスト仕様書に実行する担当者です。
テスト仕様書には必ず一人以上の担当者をアサインする必要があります。
優先度 同一の担当者が複数のテスト仕様書を担当している場合、
どれを先に消化するかを決める優先度です。
最大30まで設定でき、値が大きいほど優先度が高くなります。
必要時間(分/1ケース)
1日のワークタイム内で消化数を算出する根拠として利用します。
テスト仕様書内の1ケースを実行するのにかかるおおよその所要時間を入力してください。
またこの値は全体進捗や分析(バーンダウンチャートで工数を表示するための
根拠にも使用します。
開始日 テストの開始する日を設定します。
終了日 テストの終了日(期限)を設定します。
④ ポップアップが表示されたら必要に応じて、チェックをオンにしてOKを押します。
- 各項目について
今日を含めない
予定入力対象として今日を含めず、明日(土日を除く)から予定を入力します。
均等に割り付ける
工程またはテスト仕様書の終了日までに、テストを消化する十分な工数
(残ケース数×必要時間)がない場合に利用するオプションです。
1日のワークタイムを無視して、残ケース数を終了日まで均等に割り付けます。
自動入力を行った結果、工数不足のエラーが発生した場合にのみ利用します。
⑤ OKを押すと自動的に予定が設定されています。予定を調整する場合は手動で調整が可能です。
⑥ 入力が完了後、「保存して戻る」をクリックします。
<テストの予実の表示>
詳細進捗画面でテスト仕様書毎に予実差を確認することができます。