2019年6月以降、JIRA Software Cloudと連携している場合、連携がエラーになる事象が以下の通り発生しています。
- 正常に連携していた既存プロジェクトの連携ステータスがエラーになる
- 新規にJIRAと連携する際、ウィザードの1ページ目で、認証エラーが発生する。
[連携ステータスがエラーになっているイメージ]
これは2019年6月に実施されたJIRA Software Cloudの仕様変更により発生しています。本件の概要及び対応方法について以下に記載します。
概要
本事象は以下の仕様変更により発生しています。
仕様変更の内容:JIRA Software CloudからREST APIで情報を取得する際に、利用する認証手段をパスワードからAPIトークンに変更したため。(セキュリティ上の理由)
対応するには、JIRA上からAPIトークンを取得し、CATの連携設定にてパスワードの代わりに設定します。
対応方法
Jira Software CloudからAPIトークンを取得する
- https://id.atlassian.com/manage/api-tokens にログインする
- 「APIトークンを作成する」をクリックし、APIトークンを発行する
- APIトークンをクリップボードにコピーする
CATの連携設定に反映する
- 「外部BTSの設定」をクリックし、設定を編集する
- 外部BTS設定ウィザード(1/6)でパスワードの値を「APIトークン」に置き換える
※登録しているユーザと違うユーザでAPIトークンを発行した場合はユーザ名をAPIトークンを発行したユーザに変更してください。
※他の変更はありません。 - その他、変更を変えずに外部BTS設定ウィザードを完了してください。